ECCの教育への想い
生涯に渡りさまざまな学びを通じて世界と「わかりあえる」人を育てます。
1962年のECC外語学院創業からはじまったECCグループは、「語学教育をもって世界平和に貢献する」という基本理念を掲げ、語学教育に留まらないさまざまな学習機会の提供に努めてきました。特に英会話教育においては、拡大・普及に貢献してきたと自負しております。
激動と混迷を迎えた現代社会の中で、ECCが持つ役割はますます高まりを見せていると受け止めています。こうした中では、特に若い世代の方々が世界中に真の友人づくりを目指さなくてはならないでしょう。そこでまず必要となるのは、世界共通の言葉です。これなくして真の心の交流は生まれず、心の交流なくしてあたたかい友人関係は存在しえず、友人関係なくして確固たる平和は期待できません。卓越した語学力が必要となる所以であります。
急速な変化を遂げつつある国際社会の中では、語学力だけでなく、一人ひとりがさらに知識を深め、技術・能力を高め、そしてとりわけ「真の国際人」としての資質を備えることがとても大切となります。ECCが単なる学習のための場に終わることなく、広く世界の人々を、そして地球全体を見つめながら、実にさまざまな活動を全国のECC生や関係者を巻き込んで展開している理由はここにあります。
ECCには教育に真摯に取り組む人材と風土があります。長年にわたって培ってきたこのECCならではの基盤を生かし、今後も常に時代に呼応した教育の形を追求してまいります。また、ECCは社会貢献活動にもいち早く取り組み、創業から7年後の1969年に「地球救済キャンペーン」を開始しています。戦争・貧困・病気の撲滅をめざし、広く募金を呼びかけ各種支援団体に寄付を行うこの活動は現在も続けられ、「世界平和に貢献する」という創業以来変わらないミッションを遂行しています。この社会貢献活動については、今後も継続していくことはもちろん、ボランティア活動への参加など、将来的にはさらに関わりを広げていきたいと考えております。
弊社会長の山口が申しております通り、ECCグループの使命は、これからの激動の時代を乗り切るだけではなく、これまで以上に積極的に実際に社会で活躍出来得る人材を主に語学面から育成しようというものです。
今、人類共通のコロナウイルス問題に直面し、我々の生活様式・価値観が大きく変わろうとしています。教育は基本アナログなものですが、これにデジタルをいかに採り入れるかという大きな課題が出てまいりました。世に言うDX(Digital Transformation /デジタルトランスフォーメーション)をいかに有効に活用できるかということです。我々ECCグループは本来の教育(アナログ的な)システムに、DXを有効に採り入れ、生徒様の更なる学習成果向上を図ってまいります。
そして今後も社会情勢を敏感に捉え、より時代に即応した企業として進んでまいります。とは言え、創業以来一貫して培ってまいりましたECCの核となる各学習システム・内容等は頑ななまでに守り、今後も変わらず常に教育の本質を追求していくことを約束いたします。